旅行前から、ロシアについて、気になっていたことがいくつかありました。
1. ロシア人は本当にadidasが好きなのか
2. ウォッカを死ぬほど飲み、道端に倒れているのか
3. みんなラスコーリニコフ(罪と罰の主人公)系なのか
4. 電気式サモワールの存在
5. シベリア航空機内食「ラーメン風ごはん」の味
1. ロシア人は本当にadidasが好きなのか
1. ロシア人は本当にadidasが好きなのか
2. ウォッカを死ぬほど飲み、道端に倒れているのか
3. みんなラスコーリニコフ(罪と罰の主人公)系なのか
4. 電気式サモワールの存在
5. シベリア航空機内食「ラーメン風ごはん」の味
1. ロシア人は本当にadidasが好きなのか
ロケットニュースなどのまとめサイトで紹介されていたのですが、ロシア人はadidasが好きらしい。
結婚式にも取り入れるなんて、adidas愛が半端ない。
実際、ロシアでは多くのadidas loversを発見。
NikeやPumaがほとんどいないなか、男女ともにadidas率は高かったです。
ロシア人のアレックスによると、
アレックス: 「なぜだかわからないけど、adidasは一部の人達に人気なんだ。ファッション性というよりは、着心地がいいからだね。ただ、 "ヤンキーの象徴" って感じだから、みんなが着てるわけじゃないよ。」
確かにアレックス(モスクワ大学(日本で言う東大)出身)が履いてたのはNikeのシューズ。
ヤンキーに見られたくない、って感じなのでしょうか。
ヤンキーに見られたくない、って感じなのでしょうか。
2. ウォッカを死ぬほど飲み、道端に倒れているのか
住んでいる人に話を聞く限り本当らしい(しかもロシア男性の25%が55歳未満で死亡する原因はウォッカらしい・・!)ですが、
酔っ払いが道で倒れているのは一度も見かけませんでした。
(ロシアに行った10月はまだそんなに寒くなかったにも関わらず。)
酔っ払いが道で倒れているのは一度も見かけませんでした。
(ロシアに行った10月はまだそんなに寒くなかったにも関わらず。)
レストランでも、たまーにショットしてる人を見る程度で、多くはワインかビールを飲んでいる印象。
(おしゃれグルジア料理の店 in モスクワ)
スーパーの品揃えも一列ずつで同じくらい。私がいた時はビール棚の方が混み合ってた。
(左がウォッカ、右がビールの棚 at ペレクリョーストク in サンクトペテルブルク)
(しかも左のウォッカの棚にいるのは友人のキャンベル)
(しかも左のウォッカの棚にいるのは友人のキャンベル)
最近はビール党も増えているのかも?
3. みんなラスコーリニコフ(罪と罰の主人公)系なのか
ラスコーリニコフはほんとうにまどろっこしくて、気難しくて、鬱々してます。
ロシア人の性格ってそんな感じかと思ってたら、完全な思い違いでした。
例えばアレックスは、私の友達Rの友達Nのさらにまた友達(つまりほぼ赤の他人)にも関わらず、家での夕飯に招いてくれてとってもフレンドリー。
一目見た瞬間に好青年と分かる、身長197cm(!)のハンサム子育てパパでした。
街を歩く人の表情も鬱々してないし、アレックスの言うとおり
「ロシアの経済成長は始まったところ。みんな上向きな経済を楽しんんでいる」
ようでした。
(ボリショイ劇場は平日も満員御礼。みんなおめかししてバレエやオペラを鑑賞。)
(ロシアの地下鉄に続く長ーいエスカレーター(昔は地下防空壕も兼ねていた)は、とにかくいちゃいちゃしてる人が多い)
個人的には、若くて痩せ型の青年を見つけると、勝手にラスコーリニコフと命名して妄想してた。
例えば彼は、ラスコーリニコフの生まれ変わりで、今お婆さんに優しくしてるのは、前世の老婆殺しの罪を償ってるんだろうな〜とか。("罪と罰" のストーリー概要はこちら。)
はい、妄想しすぎですね。
4. 電気式サモワールの存在
サモワールとはロシア風湯沸かし器のことで、最近では電気式サモワールも発売されているらしいです。
ロシアの小説では、やたら登場人物たちが「サモワールの準備をしてくる」と言っているので気になっていました。
本番ロシアで買えるのを楽しみにしていましたが、一部のお土産屋さんで旧来の石炭式サモワールが置かれている程度で、電気式は見当たらず。
一般家庭でもフィリップスなどの普通のポットが使われている様子。
サモワールが使われているのを見れなくて残念。
サモワールが使われているのを見れなくて残念。
5. シベリア航空機内食「ラーメン風ごはん」の味
旅行前に、ロシアの貴重な情報源として参考にさせてもらっていた、東京伊勢海老通信さんの男同士のロシア旅行記。
ブログ内で、シベリア航空の機内食ではなんと "ラーメン風ごはん" なるメニューがあると紹介されていました。
"洋食と和食がありましたが、和食が「ラーメン風ごはん」という謎の食事だった為、全員二つ返事で「洋食でお願いします」と回答。
ところが、しばらくすると「洋食はなくなりました。すいません。」との事。そりゃそうだよな。"
味の記載や写真がないので、気になってしょうがなく、私もキャンベルも機内食は絶対ラーメン風ごはんをオーダーしよう!と意気込んでいました。
ところが、機内食は和食(栗ご飯)もしくは洋食(ペンネ)で、軽食がカツサンド。ラーメン風ごはんは残念ながらメニューになく・・・。
普段、めったに日経航空会社の国際線に乗らない私は、機内食のクオリティの高さに感動するも、やっぱり食べてみたかったな、ラーメン風ごはん。
同ブログに登場する、本物の牛が歩いているウクライナ料理店と、ゴーリキーパークにも行きたかった!
"雀が丘の上にゴーリキーパークと呼ばれる公園があります。この公園と剛力彩芽は全く関係がないそうです。また、カイリキーに進化もしないようです。"(東京伊勢海老通信, ロシア旅行記 part1 【雀が丘〜ウクライナ料理を食す】)
笑わせていただきました。
今回行けなかったところは、次回の訪露にとっておきます。