時は金なり - 1分400円のタクシー [29カ国目: Russia - 30カ国目: Estonia]

時は金なり。 "Time is money."

ほんとうにその通り。場合により、時間はお金よりももっと貴重だと思います。


サンクトペテルブルグ→エストニアの電車: rzd

アメリカAmtrakの投稿でも書いた通り、旅行では隙あらば電車に乗ろうと決めています。
今回も、ロシア サンクトペテルブルグ→エストニア間の移動はrzdという国際列車に乗ることにしました。

ウェブサイトでの予約はエアコン(暖房)があるのかが明記されていなかったので、電車の中で凍えるのではないかと怖くなり、現地で確認して予約することにしました。

ホステルにいた英語のわかるおばちゃんに、英語からロシア語に翻訳してもらった紙をたよりに、なんとか予約完了。この紙がなかったら、予約できなかったと思います。
"I want to buy train tickets to Tallinn, Estonia."を翻訳してもらったメモ

鉄道のチケットを買うために、地下鉄プーシキンスカヤ駅へ


ロシアの人は言葉さえ通じれば親切なので、紙を見せるとみんな 道案内をしてくれたり、買い方をジェスチャーで教えてくれました。



時は金なり

チケットは買えたし、電車の時間も何回も確認したし、大丈夫だろう。

と思っていたら、なんと乗車15分前になって発車駅を間違えていたことが判明。

本当の乗り場はチケットを買った駅ではなく、地下鉄で3駅先だという。

普通に地下鉄に歩いて戻って、乗って。。。を考えると30分以上かかります。絶対間に合わない・・・!

絶体絶命かと思ったところで、相当うさんくさい闇タクシーの客引きにあう。
「このままじゃ間に合わないよ」
「電車チケット無駄になるけどいいの?」
「40ドルで連れて行ってあげるよ」
的なことを片言の英語で捲し立てられ、他に方法のないわたしたちは渋々従うことに。

40ドルを払い、カーチェイスばりの猛スピードで街を駆け抜け、さらにスーツケースを持って全力ダッシュの末、電車に間に合いました。
タクシーの移動時間約10分。つまり、1分あたり4ドル(約400円)。

電車の発車駅がメインの駅と違うって思いつかないし、間違える旅行者多いだろうな。

そういう旅行者を狙って、駅で張っていたタクシーの運ちゃん。
あなたの戦略は正しいと思う。

Time is money.

闇タクシーの運ちゃんは"ギャングの象徴adidas" 着用。
ナンバーを撮影しておこうと思ったら、プレートなかった。
このベンツも旅行者をカモにしたお金で買ったんだろうな~

無事乗れたrzd、車中で乾杯

あまりの猛ダッシュで疲れきったものの、なんとか気を取り直しウォッカ&アンチョビパーティーを車内開催。


アンチョビは安いものだと500円位。
ロシアのビール、ミバルチカは番号が1~9まであり、
徐々にアルコール度数が高くなっていく。


ハム係長のマネ。この後おいしくいただきました。
食べ物でむやむに遊んではいけません。
ハム係長はソーシャルメディア上の人気キャラ

電車内の売店のお姉さんの対応が格段によくなり、旧社会主義国を脱しEUに入ることを痛感しました。
(ロシアの人たちもやさしいんですけどね。)

ドタバタ旅はエストニアはタリンへと続く


サンクトペテルブルグ→タリンへの国際列車




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