メキシコ旅行中に驚いたこと。
それは、地元のメキシコ人に道を聞かれることがめちゃくちゃ多い、ってことです。
見た目的にどう見てもアジア人な私たち。
ガイドブック片手にキョロキョロして写真を撮る姿はどう見ても観光客。
それなのに「Donde está supermercado y xsirdf...(聞き取れない)....jalr ?!」
と、ものすごい勢いで話しかけられます。
よく分からないけど、この時はスーパーはどこかを聞かれているっぽかったです。それ、どこか私たちも知りたいやつです。笑
おかげで、そういうときの応答方法のボキャブラリーは豊富になりました。
No hablo el Español スペイン語しゃべりません
No entiendo el Español スペイン語わかりません
Soy Japonesa 私は日本人です
など。
みんなとってもフレンドリーで、2回会えばAmigo!って感じです。(お金目当てではなく←ここ重要)
みんなとってもフレンドリーで、2回会えばAmigo!って感じです。(お金目当てではなく←ここ重要)
テオティワカン遺跡にて。唯一知っている日本語が「コイビト」だというおじいちゃんと。(うっかり写っちゃってます) |
タコス屋さんのみなさま |
お土産屋さんのおばちゃん |
ホテルのお兄さんと。(イケメン(!)) |
相手の様子や状況を見て、「この人現地人じゃないしなんか聞いても知らなそうだな」と、話しかける前に考えるのが日本人としたら普通の感覚なのですが、現地の人はそんなの全く気にしてない。
自分が道が分からない。
困った。
なんか人がいる。
話しかけてみる。
話しかけてみる。
相手がどんな人かとか見てない。笑
これ、大阪のおばちゃんにも似てるんです。
相手がすごく忙しそうに電話してたりするのに、
「なぁなぁにーちゃん、道どうやって行ったらえーの?」
と平気で話しかけたりする。
電車で隣に座ったおばちゃんが親戚のおばちゃんみたいになる。飴ちゃんくれる。
甲子園球場のおっちゃんが焼き鳥をおすそ分けしてくれる。
京橋の屋外席で飲んでたら「楽しそうやから混ぜてやー!」と同世代の人がからんでくる。なんか一緒に飲み始める。
そういう、あんまり気にしない感じ、人見知りなく仲良くなる感じ、メキシコ人にも感じました。
メキシコだけではなく、南米を旅行したときも似たような感覚がありました。
(関連バックナンバー この世のものと思えない絶景ウユニ塩湖 [19カ国目: Bolivia])
南米は基本的に英語は通じず、スペイン語でコミュニケーションする必要があります。
でもスペイン語わからない!しゃべれない!でも買い物の交渉とかしたい。
そういう時は大阪弁でしゃべるとなんとかなりました。
コレ、チャウ!
ドコ?!エキドコ?!
タカイナ、ナントカナラン?
出川Englishのさらに先を行く、出川Japanese / 出川Osakanと名付けます。
ラパス(ボリビア)のタクシーの運転手さん。なんとか出川Japaneseで会話。 |
ウユニ(ボリビア)、スペイン語でスペイン語を教えてもらう (ただしわたしたちはスペイン語しゃべれないため、分からなくても質問はできない笑) |
お互いにどこまで伝えようとするか、理解しようとするか、諦めないか、という意思の問題になってきます。
意思の問題の大切さは、2011年にモロッコに行った時お世話になったカップルで、スイス人の女の子とメキシコ人の男の子のカップルに教わりました。
意思の問題の大切さは、2011年にモロッコに行った時お世話になったカップルで、スイス人の女の子とメキシコ人の男の子のカップルに教わりました。
サハラ砂漠のツアーでご一緒した、CarolとCristian |
2人とも英語で会話しているものの、どちらも英語は母国語でもないので結構ちぐはぐ。
それでも、遠距離をスカイプや旅行で乗り越え、言葉の壁も越えて当時2年近く続いていました。
facebookで今もラブラブ写真がアップされているので、かれこれ7年以上付き合っていることになります。
当時、女の子の方に、距離と言葉・文化の壁をどう乗り越えたのか聞きました。
「そんなのは関係ないの。
私の友達のスイス人同士のカップルは毎日会ってても、フランス語で会話しても、しょっちゅうケンカしてるわ。
要するにスピリット(魂)なの。
私と彼はスピリットで繋がっているから距離や言葉は問題じゃないの。」
わたしもいつか、スピリットな人と出会えますように!
そしてCarolとCristian, 末永くお幸せに♡
見てるこちらが照れますが♡素敵♡ |