国境数メートルの重み [3カ国目: Mexico]

ちょうど3年前、2013年の9月から10月にかけて、大学の親友あかりとメキシコを周りました。

facebookで毎日のように「x年前の思い出」が表示されるたびに懐かしく、また思い出が新鮮に蘇ります。

アメリカ→メキシコ 国境のみち


あかりのすごく仲良い知り合いがいるということでメキシコ行きを決めたあと、
9月にメキシコの独立記念のお祭りがあることがわかり、それに合わせて日程を組みました。
VIVA MEXICO (ビバ・メヒコ !)

ちょうどシルバーウィークの時期で休みも重ねやすかったし、お祭りすごく楽しくてグッチョイでした!

旅行前は、個人手配なので会社帰りにスタバに集合しては、飛行機やホテル、現地ツアーを探す日々。

関西人女子があまりにきゃっきゃ、きゃっきゃ、旅程相談をしているので、
「楽しそうでいいですね」
と他のお客さんに話しかけられるほどでしだ。うるさくしてごめんなさい。笑


「万が一クーラーが寒かったときのため」にユニクロで買ったメキシコカラーパーカー。まさかこれが旅行中ほぼ毎日着るヘビロテになろうとは、夢にも思っていない一日目。


実はメキシコは1度、数時間だけ入国したことがあり、順番的には3番目の外国でした。
(それがなければなら28番目になるはず。これまでの旅の順番は、「はじめに」を参照)

留学中の冬休みにカナダのバンクーバーを出発し、1ヶ月かけてAmtrakでアメリカを回った際、サンディエゴからティファナに陸路で入国していました。 
(関連過去記事: amtrak


日本にいると、陸続きの外国というのはないので、
カナダ→アメリカ→メキシコ
と、国境にあるゲートを通る度に全く異なる文化になることに衝撃を受けました。

別日に、カナダ→アメリカ国境の自転車越えにも挑戦


カナダ→アメリカは、言葉も同じだし

「なんか肥満の人増えたな?」
「アジア系が減ってアフリカ系が増えるな?」
「英語聞き取りにくくなったな?」

といった違いくらいですが、
アメリカ→メキシコは、

言語、人種、食文化、経済、音楽…

あまりにいろいろな違いがあり、ほんの数メートル幅しかないの国境という線によって、ここまで変わるかと驚きでした。

国境ゲートを越えるとそこは・・・
Hola, Mexico (メヒコ) !!

Mexicoに入国した瞬間に、どうやって覚えたのか、やたら変な日本語でしゃべりかけられます。

「チビッコ!チビッコ!」(たぶん、「お嬢さん」っていいたい)

「アメヨコ ヨリ ヤスイ!」(当時アメ横を知らなかったけどなんか安そうということは伝わった)

「ミルダケ タダ!」 (逆に日本で言わん!)

「ソンナノ カンケェネェ!」(コジマヨシオまで!!)


おっちゃんにやたら「写真とってもいいよ!if you want!」と言われる

アメリカに来るまで帰る人で渋滞。みんな物価の安いメキシコで大量に買い出し。

わずか数時間の滞在でしたが、とっても考えさせられる国境越えでした。

話がそれてしまいましたが、

あかりとのメキシコ旅は、語りきれないハプニングの連続について、これから数回に渡って書いていきます。