Viva mexico!お祭り、音楽とお酒 [3カ国目: Mexico]

古都Guanajuatoの音楽隊

日本のシルバーウィーク時期に近い9月16日は、メキシコが最も盛り上がると言われる独立記念日のお祭りの時期です。

現地在住歴の長いみゆきさんによると、中でも盛り上がるのは、当日よりも前夜祭。
前日までに屋台でグッズを調達し、完全お祭りモード。人が多すぎる「ソカロ広場」は避けて、比較的空いているコヨアカン広場へ向かいます。


(最も盛り上がるのはソカロ広場ですが、コヨアカン広場は高級住宅街にあるので、治安面でこちらの方がおすすめです)

Viva Mexico!とみんなで掛け声を合わせて歩きます。






スイカは削り具合で国旗の3色を表現。なるほど!


屋台で祭りグッズを買って完全に浮かれてるの図
街中に色とりどりのケーキ


ということで独立記念日のお祭りに首都メキシコシティで参加できるよう旅のルートを組みました。














ドーナッツ
タコスもメキシカンカラー

コヨアカン広場にて、いよいよカウントダウン!会場の盛り上がりは最高潮になり、「Viva!Viva! Viva!」と掛け声をかけます。そして独立記念日9/16になった瞬間に花火でお祝い。

なんかすごい花火近い・・!と思ったら、毎年軽くやけどしてしまう人がいるので気をつけないといけないようです。(ほんとに頭上から火の粉が降ってました)







花火、めちゃくちゃ近い

火が終わるとコンサートタイム。ラッキーなことに、グラミー賞受賞歴もあるメキシコで超有名なシンガー・ソング・ライター、フリエッタ・ベネガス(Julieta Venegas)さんのライブ。
Los Momentosというツアーでスペイン・アメリカ・南米を周っている最中だったようです。
Lemon y Sol (Lemon and Salt, レモンと塩)という曲をやっていて、それがすごい可愛くてお気に入りです。あかりはCDを買ってました。








お祭りの間ももちろん、雨です。人が多いので傘をさすのは諦めて、もみくちゃになり、うきうきで買ったメキシコの旗は折れ、靴もボロボロになりました。

お祭りと暴動はつきものなので心配していましたが、大きな騒動もなく、普通にカメラをかまえていても安心できる感じでした。



降られてます
途中で旗の片方が折れた。なんか後ろのお兄さん(知らない人)が得意げなのはなぜ・・?
靴がボロッボロに


音楽は世界共通言語ですね。言葉の意味がわからなくても、楽しい曲なのか悲しい曲なのかわかります。
(アナ雪世界各国語版を思い出しました。 
バックナンバー:アナ雪25カ国リレーで聞く日本語の美しさ [0カ国目: Japan] [Movie: アナと雪の女王]



メキシコはギターの産地としても有名です。
昔からフラメンコギターを生産していましたし、アコースティックギターの有名メーカーはアメリカとメキシコに工場を持っていることも多いそうです。


わたしはBaby Taylor 3/4というやつを持っていますが、それもメキシコ産です。

メキシコシティの後に行った、グアナファト(Guanajuato)は、街並みが世界遺産に登録されていて、カラフルな家々がかわいい街です。
ここでは夜、Estudiantinaという楽団が1時間ほど楽器を演奏しながら街を歩くイベントがあり、ご飯を食べていたら遭遇することができました。



ご飯を食べていたら、窓の外から陽気な音楽が
おっちゃん達、めちゃくちゃかっこいい!お客さんがぞろぞろ後に続き、街を練り歩きます。

お祭り、音楽、そして最後はお酒です。Cervesaというのがビールのことで、メキシコ産ビールはどれもこれもおいしい。


さっぱりとした味(Solは太陽の意味)

お気に入りモンテネグロ (スペイン語で、Monteは山、Negroは黒)


種類豊富


メキシコに来てはじめて、テキーラというお酒が、メキシコのテキーラという街で作られるお酒なことを知りました。見た目はパイナップルとサボテンの間のような植物から使われます。


今までテキーラってショットで飲むもので、お酒の味きつすぎておいしくないと思ってました。


でも、Don Julioというテキーラは、マイルドでおいしい!甘い!新たな発見。



サボテンに似た、でもサボテンじゃない原料の植物。原料不足の危機にあるようです。
画像出典 http://www.gizmodo.jp/2013/11/9_9.html 
テキーラの飲み比べ。メーカーによってかなり味が違うことが判明!
ガラスのサボテン入りのショットグラスがかわいい
いいテキーラはお値段もはる


お祭りにつきものの音楽とお酒。すべてがいい感じなメキシコでした。
入り切らなかったので、メキシコの街・人・食についてはまた次回。


バックナンバー:
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