色彩にあふれる国 [36ヵ国目: Cuba]

カナダ&キューバ旅行から帰ってきました。カナダ7日間、キューバ7日間と半々の日程です。

キューバの配分をもう少し長くしてもよかったのですが、万が一自分と合わなかったらどうしようと思い留まり、7日間にしました。

他の人が「すごくいい!」と言っていても、自分には合わない、と感じる旅先はあります。例えば、モロッコのマラケシュやインドは長期滞在したいとは思わなかった。 (いいところですが、わたしにははまらなかった。)

キューバは、もっと長くいたかった!
と思いました。

まとめると、
1. 人が陽気で親切 (むやみに騙したりしない)
2. 治安がいいし夜も怖くない
3. 街が清潔でかわいい
4. 文化に溢れている
5. 自然がある


決して裕福とは言えない国でこれが満たされるのは奇跡だと思います。
社会主義がいい方に作用したのかな?






1. 人が陽気で親切 (むやみに騙したりしない)
2. 治安がいいし夜も怖くない

1. 2. は事前に聞いていた通り。
タクシーの運ちゃん含めみんなしゃべり好きで、大阪みたいだなーと思いました。
(キューバが大阪みたいというより、大阪がラテンぽいのかも。笑)





今回なんだかんだ一番記憶に残る運転手となった、遊び人Yandi。
英語はほとんど伝わらず、わたしたちの片言のスペイン語および車内でのダンスレッスンに付き合ってくれました。ハバナ→シエンフエゴス→トリニダーまで計5時間。ありがとう!

知りたい日本語は「こんにちは」よりも「How old are you?」と「Do you have a boyfriend?」のYandi。

街も安全そうだったので夜に女子だけで出歩いたりもできました。
夜のオールド・ハバナは雰囲気があってよかったです。

むしろ初めてオールド・ハバナに行ったのが夜だったので、次の日昼に行くとまた雰囲気が違って見えて、同じところ?と思ったりしました。

表参道(オモサン)と名付けて、目印にしていたカフェのある場所

昔からある石畳の広場



3. 街が清潔でかわいい

なかでもよかったのは特に3. !
お家の色がかわいい!この色彩感覚。
少しぼろっとした家でも絶対外、中と丁寧に壁の色が塗られている。



外壁は水色の別のお家。パティオはピンク、部屋は黄緑。どれもかわいい。

洗濯物は白いものは白く、柄は鮮やかに、ぱりっと太陽の下に干されていて、
見ているだけで幸せな気分。

ぱりっと!キューバ人はシワが嫌いなんだとか。

4. 文化に溢れている

4. の文化も驚きでした。
というのも、キューバは完全にスペインに植民地支配された(先住民はほぼ殺されてしまった)国なので、歴史も比較的浅いしそんなに文化はないと思っていたのです。

しかし、街を歩けば博物館やら美術館や、露店の美術商などがたくさんありました。
自分の国を誇りに思って大切にしてるのが伝わってきて、いいなぁ~と思いました。

トリニダーの美術露天商

ふらっと行った共和国記念館?もさりげにゴージャス

5. 自然がある

5. の自然はビーチと海しか期待していなかったのですが、ビニャーレスというハバナから車で二時間の東部がすごくよかったです。
(バラデロというビーチにも行きましたが、残念ながら嵐!!)

ビニャーレスはまるでキューバのヨセミテ。

先住民族が書いた壁画


ツアーに入ると、ラム酒工場・洞窟・たばこ農園も見学できます。
たばこ農園。キューバの農業はさとうきびとタバコが多い。

家畜が放し飼いされ、のどかな農園

周りの街もすごくよさそうでした。
地球の歩き方には載っていなかった
(ロンリープラネットには載っていたものの写真もあまりないしよくわからなかった)
ので、行き先候補にすら入れてませんでした。もったいなかったなぁ。

Pinar del Rio, Las Terrazas,やSoroaといった街です。
ビニャーレスも含めたこの辺りにもう何泊かしてみたいなぁー。

通りすがりのPinar del Rio。結構大きくて活気のある街。

これから行かれる方、Cubaは民泊がすごくて、どんな街にも宿が死ぬほどある(し、安くて清潔・安全)なので、ぜひハバナ周辺の街も予約なしで行ってみてください。

旅の日程や周り方は、別で詳細をまとめます。