ガラパゴス諸島に行こうか迷っている人へ [37カ国目: Ecuador]

生物の教科書でおなじみのガラパゴス諸島に行ってきました。
学校で何を習ったか、記憶が薄れてもなぜか絶対に忘れなかったキーワード、「ガラパゴスゾウガメ」。

遠くて行くことはないだろうと思っていたのですが、
会社のボランティアプログラムでエクアドルに行くことになり、せっかくの機会なのでガラパゴスまで足を延ばしました。

イグアナ発見!


ガラパゴスゾウガメ発見!


ガラパゴス諸島までの旅費

はっきり言って、高いです。

エクアドルまでの往復航空券は会社持ち。
それでも、正直、行くのを迷うほどガラパゴス諸島の旅費は高かったです・・・!

ガラパゴス諸島のめぐり方は大きく分けて3つ。

1. 事前にクルーズを予約し参加する
首都のキトや、エクアドル最大の都市クエンカから出発、もしくはキトやクエンカから飛行機でガラパゴス諸島のバルトラ空港に行った後に乗船し、クルーズ船でガラパゴス諸島の島々を回ります。
期間は3泊4日〜15日まであり、宿泊とご飯は基本パッケージに含まれています。

料金:酔うのは嫌だし大きい船にと考えると、3泊4日で相場は$1,800〜$3,000といったところでしょうか。

メリット:個人ではいけないような小さい島や無人島にも立ち寄れる。
デメリット:船酔いする可能性あり。隙間時間に島の観光はできない。高い。


2. 事前に飛行機と現地のパッケージツアーを予約しておく
キトもしくはグアヤキルからガラパゴスまでの往復飛行機と、現地でのツアーがパッケージになっているもの。
Tripadvisorのガラパゴスツアーベスト10を見ていくつか問い合わせをしてみました。

料金:3泊4日航空券込みで$1,200〜$2,000。

メリット:空港やホテルへの送迎つきで安心&効率的に回れる。
デメリット:クルーズより若干安いものの、まだ高い。


3. 飛行機とホテルだけ予約しておき、現地でツアーを探して入る
これが1番安い方法。現地では前日や当日に大幅割引されたツアーが売り出されます。
ただ、1年のうち約半分がハイシーズンと言われるガラパゴスで、ツアーが空いているかは分からず、日程に余裕がないと厳しいです。

料金:航空券$500前後 + ツアー$35〜$150/日 + ホテル$50〜100/泊

メリット:一番安い。現地で人に聞いて評判のよい場所に行ける。
デメリット:ツアーに空きがあるか行ってみないと分からないので、日数に余裕がないと厳しい。ちょっとどこかに行くにも、ガラパゴスには流しのタクシーはほぼいないため、不便。


わたしたちは3泊4日と日程が限られていたため、2の選択肢にしました。
高いけど・・・・旅行会社の人も親切で、色々なところを効率的に回ってくれ、結果的には大満足でした!




ガラパゴス諸島の旅程

何の動物がどこにいるのか、何がしたいか、あまりこだわりがなかったわたしたち。
いろいろガイドブックは見てみて、
1番栄えていて空港もあるサンタ・クルス島/バルトラ島だけじゃなく、
1番大きくて火山や海の多様な自然もあるイザベラ島にも行きたいな、
ということと、3泊4日、というのは決まっていて、事前にツアー会社に伝えていました。

現地についてから、Tortuga Bayにも行きたい!空き時間にはビーチも行きたい!と要望を伝え、時間をやりくりしてもらって、最終的な旅程を決めました。
旅程について詳しくまとめたものと、行き先ごとの写真はこちら。
旅ログ [37カ国目: Ecuador]




ガラパゴスのすごいところ

せっかくエクアドルに来たんだからガラパゴスも行っておこう!くらいの気持ちで、
そんなに期待をしていなかったガラパゴス。
不思議な動物は見てみたいけど、そんなにカメ好きなわけでも、どうしてもアオアシカツオドリが見たいというわけでもないし、飽きちゃうかも?
なんて思っていました。

ところが!!!

自然体でじゃれあったり動いたりしている動物たちは、動物園と違って何時間見ていても飽きない!
動物が人間を全く恐れていなくて距離が近い!
自然保護のために、2m以上離れないといけないルールはあるけど、避けて通れないほど人間の生活に動物がなじんでる!
至るところに動物がいる!



魚市場でおこぼれを狙うペリカン

桟橋でお昼寝するアシカ。2m離れるの無理!




船着き場にいるアシカ



ガラパゴスでしか見れない動物もすごいけど、
他の動物も、これだけ人と共存しているのは、ガラパゴスならではの光景だな〜と思いました。

旅ログ [37カ国目: Ecuador] に続く